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書いたのもう随分前だものね。そりゃあ文体も変わるわね。
書いた当初、時間軸を前に戻していこうと思っていたのですが
それだとものすごく分かりにくい事になるので、
最初に伏線とかだだだと突っ込んでおいて
回想を盛り込む形にすることにしました。
展開はたぶんそんな変わってないけど、
えろいシーンを書くために自宅療養のシーンを増やしました…(;´∀`)
やー、でもねー、病人が突っ込む側っつーのもなあと
いや逆はないですよ、流石に。ないけど、ふつうのセックルシーンではないですw
一歩手前…かもしれない…あんまり過激では無い…とおもう…
追記で冒頭だけおいておきます
今年中にアップできたらいいなあー
ケイスケとリン好きさんは( ゚д゚)ハァ!? なるかもしれないすいません…
去年の事が まるで遠い昔のように感じられた
この学校に入学したのは去年の春。
その時は自分に何が起こるかなど想像もしていなかった。
夏、眩しいくらいの金髪と赤いフード。
瞳はまるで海のような色をした男と出会った。
グンジという名前の、ひとつ年上の先輩だった。
校内でもかなり目立つ外見。
名前こそ知らなかったものの、「そういう人がいる」という認識だけはあった。
自分に声を掛けてきた時、喧嘩でも売られるのだろうかと少し不安に思った。
だって、その男は自分よりずっと長身で。
自信がなかったわけではないが、どこかで怖いと感じていたのかもしれない。
そんな考えを巡らせる自分に、相手が放ったのは「好きだ」という三文字だった。
一瞬、思考が停止した。
こいつは突然、一体何を言っているのだろう。
そんな好奇心で、その時相手を拒否する事などすっかり忘れていた。
それから、グンジは俺と一緒に居る事が多くなった。
蓋を開けてみればまるで子供のような奴で、
はっきり言って自分よりもずっとだらしないし、
その頭の中には何が詰まっているのかと思うくらい馬鹿で。
それなのに一緒に居ることを選んだのは、
笑った顔がとても綺麗で、隣が心地良かったから。
男同士だとか、どうして自分を好きになったのかだとか、
そういった事はそれほど重要な事だとは思わなかったのだ。
秋、仲の良かった幼馴染が入院した。原因は不明。
それから少し経った頃、今度は親しかった後輩までもが倒れた。
しかし、後輩が倒れた原因も不明。二人とも、意識不明の重体だった。
心配して見舞いに行くものの、
自分には一切反応を示さない彼等を見るたび辛かった。
グンジはそんな俺を見て、何も言わないけれど傍に居てくれた。
冬、幼馴染の意識が戻った。
一時はもう意識が戻らないのではないかと言われていただけに、
意識が戻ったと聞いて安心したし、嬉しかった。
今まで通り見舞いに病院に足を運んだ。
その瞳はまっくらで、話しかけても反応が無かった。
まるで自分など存在していないんじゃないかと錯覚させられるほど。
名前を呼び掛けても無反応だった。
あんなに、名前を呼ぶと笑いかけてくれたはずなのに。
後輩の事も心配だったが、
幼馴染よりも重い病なのか、春になっても、後輩は目覚めなかった。
ふたりの病室に行くたび、わけのわからない気持ちになった。
もし二人が死んでしまったら。考えたくない事ばかりが浮かんでは消えた。
気が付けばグンジと出会って、一年。
ちょうど一年目のその日、グンジは倒れた。
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\(^o^)/原因不明ばっかり\(^o^)/
あとでちゃんと原因出すからまっててね\(^o^)/